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〒769-2101 香川県さぬき市志度1900-7 牟礼ビル3F

お問い合わせ番号: 087-894-7708

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当院はインボイス登録事業者ではありません。


巻き爪は爪の先端が皮膚に食い込むことで痛みを発症する状態です。巻き爪を放置すると、痛みだけではなく、細菌感染症を合併したり、痛みを避けようとして加重を変化させることにより膝や腰に負担がかかるなど、生活の質は著しく低下します。


当院院長は、2005年より、巻き爪の診療に携わってきました。かつて、巻き爪の治療の主流は、爪切りや手術でした。特に手術は、施術そのものは勿論、術後管理や爪の変形など、患者さんへの負担が大きいものでした。しかし、近年では各種の爪矯正療法が考案され、軽症や中等症の巻き爪はもちろん、かなりの重症例でも手術を行わない治療が可能となっています。


現在、当院では軽症から重症まで、年間250件以上の巻き爪診療を行っています。


当院では、様々な治療法を用意し、患者さん一人一人に合わせた最適な治療を提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

診療を受けられる方へ

  • 診療にあたっては、普段よく履いている靴をご持参ください。仕事用の靴を長く履いている場合は、その靴をご持参ください。巻き爪の悪化原因を探るヒントになります。

  • 普段、靴を履く習慣のない方は、普段履いている履き物とは別に、お手持ちのスニーカー(紐で縛るタイプ)をご持参ください。

  • 保険外診療を選択される場合、同日の保険診療(湿疹や水虫の治療など)はできません。翌日以後は可能です。初回が保険外診療で、後日保険診療をご希望の方は、改めて保険診療の初診料が発生しますのでご了承ください。

当院での巻き爪治療の方針

基本1「痛みを取る」

 まずは、一番の訴えである、「痛み」を取ることを最優先します。その時点で最速で痛みをとる方法をご提案します。


基本2「保存的治療」と「根治的治療」

 近年、ワイヤー矯正や人工爪などの保存的治療の発達で、多くの巻き爪が手術することなく治療が可能です。当院は可能な限り保存的治療を試み、どうしても改善が見込めない場合に限り、根治的治療である手術を選択しています(年間2〜3件)


基本3「巻き爪になりにくい爪作り」

 深爪と足に合わない靴は、巻き爪の最大の悪化因子です。当院では、爪の正しい伸ばし方、切り方、靴の履き方についてのアドバイスを行い、巻き爪になりにくい爪を作ります。


基本4 「悪化因子や合併症の発見」

 生活習慣、足と靴の不一致などの悪化因子、爪水虫や魚の目などの合併症を早期発見、早期治療します。当院は複数の靴の販売店と連携しており、足に負担のかからない靴をお勧めすることも可能です。

当院の主な巻き爪治療

1. テーピング法


爪が皮膚に食い込まないように、テープを使って保護または牽引を行います。

2. ガター法


爪が皮膚に食い込まないよう、プラスチックチューブによる詰め物をします。

3. コイルばねワイヤー法

(保険外診療)


爪の両側にばねのついた超弾性ワイヤーを引っ掛けて、その弾性力で爪を平らにする治療です。

料金:初回 5,000円〜

4. 超弾性ワイヤー法

(保険外診療)


爪に針金を通し、その弾性力で爪を平らにする治療です。爪の浮いたところに針金を通すので、出血はありません。

料金:初回 4,000円〜

5. 巻き上げ式ワイヤー法

(保険外診療)


爪の両側に鉤のついた針金を引っ掛けて中央で巻き上げ、爪を平らにする治療です。

料金:初回 5,000円〜

6. 人工爪法

(保険外診療)


人工樹脂で爪を整形、延長して食い込みをなくす方法です。

料金:初回 4,000円〜

多汗症の治療

多汗症は、全身または体の一部分に多量の汗をかく状態です。

    患者さんによっては、物が持ちにくい、紙が触れないなど生活上の支障が出ることがあります。

      多汗症の原因は多岐にわたります。基礎疾患が明らかな場合は、多汗と共に基礎疾患の治療が必要です。

        基礎疾患がない原発性多汗症では、温熱性や精神面の影響を考慮しつつ、薬剤による治療を行います。


          多汗症の治療 (1) 塩化アルミニウム溶液 (保険外診療・自費診療)

          多汗症のタイプによらず使える塗り薬です。塩化アルミニウムの成分が角層内の汗管と結合し、発汗の出口を塞ぐという器質的な作用機序が考えられています。 本剤は、健康保険のきかない自費診療となります。当院では、塩化アルミニウムの水溶液を自家調整していますので、お気軽にご相談ください。

          価格表は下をご覧ください。

          多汗症の治療 (2) 抗コリン剤外用薬 (保険診療)

          原発性腋窩多汗症、原発性手掌多汗症の塗り薬です。汗を出す組織である汗腺は、神経からの情報伝達物質であるアセチルコリンを受容体で受け取り、汗を産生しています。抗コリン剤は、アセチルコリンと受容体の結合を阻害することで、発汗を抑制します。

          原発性腋窩多汗症にはジェルタイプと拭き取りタイプ、原発性手掌多汗症にはローションタイプの塗り薬が使用可能です。

          (原発性手掌多汗症のローションタイプのお薬は2023年5月発売予定です)